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シャーマニズムとチャネリングの違いって?

先日、メールでこんなご質問をいただきましたので、今日はこれについて書いてみようと思います。

「内なる天使」と私の変化という記事にですね、インテレクトエンジェルが倒れていた理由が書かれてありましたが、シャーマン体質とメッセージを降ろす性質というのはどう違うのですか?」

お答えする前に、自分が書いたものをちょっと読み返してました。。すぐ忘れてしまうので。←
自己内観の方法や、自己の神性に繋がる方法とも関係ある話なので、ブログでは、更に詳細に書いてみます。

シャーマンがやってる事とチャネラーがやってる事は、実は同じ事なんですけど、
「担当する部署」が違う、と言うと分かりやすいでしょうか。

シャーマンは主に4~5次元にいる存在とコンタクトを取ってメッセージを降ろします。
チャネラーが繋がっているのはもっと上の次元です。創造の源の「初元の光」に近い所です。

ここから先は、私の過去生での経験と、今生での経験で書きます。

シャーマンが繋がる次元には、本当にいろんな種類の存在が居て、いわゆる「肉体を失った霊」とか「闇側の存在」とかもいるので、安易に繋がるのはお勧めできません。
「肉体を失った霊」は肉体があった頃の人間と同じ感覚を持ってるので、降ろしてくるメッセージも高次レベルのものではないですし、自分の亡くなった両親とか親しい人でもない限り、自分達が満たされる為に肉体がある人を利用しようとする事がほとんどです。

私は過去生でシャーマンをやっていた経験があるので、そういう低い次元の存在の事を書くと呼び寄せやすいんですよね。
シャーマンって「お祓い」のような事もするので、低い次元で滞っている存在は、「お祓い」が出来る人に取り憑いて、自分が解消するべきものを代わりに解消させたりして、少しでも自分の存在次元を引き上げて、光に帰ろうとするんです。

私の場合は、過去生で培ったシャーマンの能力が開花してから、無意識レベルでそういう存在を浄化して光に返す事をずーっとやっていたので、ホントに大変でした。肉体にもオーラにもものすごく負担がかかるので。下手すると精神を病んだり、肉体を乗っ取られる人もいますから。。(^_^;)
その対処で随分苦しんできたんですが、結局は「過去生での役割(私の場合はシャーマンの仕事)」を手放し、自分の波動や基本的な存在次元を引き上げる事が一番効果的でした。

「闇側の存在」は、闇の中で自分の役割を果たすのがお仕事なので、決して光側へ行こうとはしません。むしろ闇側へと勧誘されます。これも危険なので無暗に関わらない方がいい存在です。誘いに乗ると「闇の底」に落っこちて抜け出せなくなる確率が高くなります。

私が知ってる中で唯一の例外は。。今うちに居る「守護存在くん」ですね。彼は元々闇側の存在でした。どーしても私に付いて行きたいというので、今は光側に居ますけど。(笑) 彼とは、私がシャーマンをやってた過去生で出会ったようです。

話を元に戻しますが、そういうのに巻き込まれない為には、「闇の中に居ないようにする」事。4~5次元から抜け出して8~9次元より上の次元に居る事。
5次元て本当に煩雑で、ここに意識を置いていると、いろんな人の「ドラマ」に巻き込まれてしまいます。
自分の人生に余計なものが組み込まれてしまって、魂が計画していた道から逸れたり、本来の自分を見失う確率が非常に高くなるので、自分の意識レベル(存在次元)がさほど高くない状態でアストラル界を行ったり来たりするのは本当に危険です。
この次元に繋がる場合は、それなりに訓練を積んだ人(あるいは過去生で積んでいる人)でなければ、魂や心に傷を負う破目になると思います。

じゃあ、そういう次元から抜け出して、高次元に繋がろうと思ったらどうしたらいいのか?
上記に書いたような事は、自分の外側に意識が向いていると起きやすくなります。悩みの原因が自分の外側、周りの環境や他人にあると思っている事で、その原因に当たる人を探し求めるようになります。
そういう状態でアストラル界(5次元)をウロウロしていると、自分が探し求めている「原因」の条件にピッタリ当てはまる「次元の低い存在」に接触する確率が非常に高くなります。そうなると、ズルズルとカルマ的な状態を繰り返すだけになります。

だから自分の「内側」に意識を集中する事です。
「外」に行こうとせず、「内」に深く潜る事。
一言でいうとそんな感じになります。
自分の内側に深く潜り、自分の「真我」、ハイヤーセルフに繋がるようになって、初めて「チャネリング」が起こります。

チャネリングって、私の感覚で言うと、自分が伝えたい事に高次のエネルギーを乗せて発信する事、という感じです。私はそう解釈しています。
これってつまり、「外側から与えられるメッセージ」ではなく、「自分の内側から溢れてくるもの」「元々自分が持っている叡智」という事です。

私の場合、自分の深い所に繋がって文章書いていると、顕在意識では気づかなかった事が、自分の深い所からポンポン出てくるので、「あ、なんか降りてきた」という感じになります。
こういう状態になってる時って、脳波が変性意識状態になってるので、「メッセージ」を受け取っても、脳波が元に戻ってしまうと、すっかり忘れていたりします。
だから、自分が書いた文章を久しぶりに見てみると「私こんな事書いたっけ(爆)」みたいになる事もあります。。書いた後に何度も見直しするので、大まかには憶えてますけどね。←それでも大まかかぃ。

でも書かずに受け取ったメッセージは、よほど意識していなければ、すぐに顕在意識から消えてしまいます。
なので私は、ふっと頭に浮かんだ事、心に浮かんだ事はすぐにメモするようにしています。
そういう微細なエネルギーを感じる事が、「高次からのメッセージ」「ハイヤーセルフや天使からのサイン」だったりするからです。

高次からメッセージを降ろしてくる存在は、決して「私は○○の神である。。。こうするのが正しい。これが真実である」とか、「私は宇宙からやってきた○○です。貴方の進化をお手伝いします」みたいな事は言いません。呪文のようにいつまでも脳裏に染みついて離れないようなメッセージは、むしろ次元が低いものだと思っていいと思います。
エネルギー的にも違うので、解る人は分かると思うんですけど。。。こういう低い次元のエネルギーに慣れてしまうと、高次元の微細なエネルギーでは物足りないと感じるのかもしれないですね。

ここまで書いたらお解りだと思うのですが、
シャーマンが4~5次元でやっている事って、「自分以外の存在とのやり取り」なんです。
これって次元レベルが違うだけで、肉体を持ってる三次元で家族や友達とコミュニケーションしてるのと同じ事なのです。特別高次レベルのやり取りでも何でもないのです。
三次元で肉体を持つ私達の視点から見ると、4~5次元も「高次」だと言えますので、「上からメッセージやエネルギーが降りてきた」と感じますが、本来私達が目指しているのはもっと高い所です。

つまり、シャーマニズムでは「自己内観」は決して出来ないし、自分の深い所にある神性とも繋がる事はできません。

勿論、人との関わりの中で気づきを沢山もらえますから、決
して無駄な事ではないと思いますが、自分のトラウマに向き合って解消し、本当の自分の姿に戻ろうと思ったら、寂しくても自分の内側に一人で深く潜るしかないのです。

シャーマニズムとチャネリングの違いは、「外側に繋がる」事と、「内側に繋がる」事の違い、とも言えます。
じゃあ、自分の72天使や大天使とは、どうやって繋がるのか?というと、
これも自分の内側に深く潜れば繋がります。

何故かというと、私達の無意識層は、全て集合無意識層に繋がっているからです。大天使やマスターという高次の存在は、高次の集合無意識の名前だと思って下さい。自分の内側から出発して、どんどん高次へと進んでいくと、やがてマスターや大天使がいる所に辿り着けます。
72天使は元々、自分の内側に居る天使です。なので、外側に求めても決して出会えません。

内側から高次へ進むと、安全なんです。外側から行くと、高次の存在の名を騙る低い存在を引き寄せたりして、惑わされる事がありますが、内側から潜っていくと、その心配がないので。

ただし、内側から高次へ進もうとする場合、自分で設置したブロックを外す作業があります。思い込みやトラウマ、魂が受けた傷等を癒して、ハートをクリアにしておかないと、道が塞がった状態のままになり、先には進めません。このブロックを外し心を軽くする作業が、いわゆる「自己内観」です。

この作業をして自分の内側をクリアにしていくと、自動的に存在次元も引きあがり、自分の神性と一つになって、メッセージやサインを受け取りやすくなります。

。。。こんなんで答えになってるかな?←

最後に、今回の話を生命の樹に当てはめてみるとこんな感じになります。

電磁場、エーテル体は肉体(10番のセフィラ)のすぐ近くにありますが、アストラル体って、だいぶ上の方まで広がっていますよね。
4、5、6、7、8番のセフィラって、心の世界を象徴していて、三次元では対人関係等に出やすいです。不用意にアストラル界をウロウロしていると、心をひっかき回されるような出来事に出会う事が多くなります。

以前の記事でも書きましたが、カバラでは、人間が到達できる領域は、4番と5番を繋ぐパスの所まで、と言われていました。この図で見ると、丁度アストラル体で行けるギリギリの所までなんです。
つまり、アストラルトラベルでは、その先にある神の領域(1~3のセフィラ)には絶対に辿り着けないんです。
アストラルトラベルは、アストラル界を旅する為の手法ですのでね。図を見ても分かるように、もうはっきりと境界線か引かれています。

アストラル体のフィールドの中に、6番のセフィラ(ハイヤーセルフがいる場所)が含まれているので、アストラルトラベルでも、とりあえずハイヤーに繋がる事は出来ます。
が、ハイヤーの真上に居る自己の神性(いわゆる神の次元・1~3番)には辿り着けませんし、繋がる事も容易ではないです。
でも、大天使やマスター、神や女神と言われる存在は、この図で言うと1~3番の次元レベルにいる存在です。ここに繋がれないで居ると、必然的に、ハイヤーセルフとのコンタクトの内容は質の低いものになってしまいます。
。。まぁ、大天使がどの次元に居るかとか話し始めると際限がないので今回はやめておきます。基本的には「神の領域(1~3番)」にいると考えてください。

人間の光の身体、エネルギーフィールドとかオーラとか言われているものでは、エーテル体やアストラル体が一番よく知られていると思いますが、アストラル体の外側にも、ちゃんとエネルギーフィールド(オーラ)があります。
そのアストラル体の先にあるフィールド、1~3番のセフィラへと到達する為には、セフィラ同士を繋ぐパスを通らなければいけないんです。

その、「パスを通って上の方のセフィラへと到達する」というのが、上に書いた「自分の内側に深く潜って、自己内観しつつ自己の神性へと近づく」という方法そのものです。

「外側」から1番のセフィラに辿り着こうとすると、必ず落とし穴に落っこちます。
6番と1番のセフィラの間に、落とし穴があるでしょ?(笑)
だから、アストラル界を抜け出して更に上昇する為には、必ずパスを通る必要があります。

パスならどこを通ってもいいので、回り道をする人もいます。
それでも、外側からひとっ飛びに行こうとして「闇」へと続く落とし穴に落っこちるよりは、回り道しながらでも地道に歩いて行く人の方が、学びも多い分、身に付く事も沢山あって、最終的に魂が得られる「収穫」が多いんです。

結局は、地道に「自己内観」するのが一番の近道なんだ、という結論に達した所で、今日は終わろうと思います。(笑)

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